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よく聞く”レギュラーコーヒー”の意味。イレギュラーコーヒーがあるのか?

レギュラーコーヒーって知ってます?
レギュラーコーヒー…何がレギュラーで何がイレギュラーなの?と思われるかも知れません。業界用語ではありますが、よくパッケージやお店に書いてあったりする単語です。

「美味しいのがレギュラーコーヒー?」

違います。結論から言うと、レギュラーコーヒーっていうのは焙煎してある豆や、その豆を挽いた粉の状態のことになります。

「じゃあ、レギュラーコーヒーで淹れたコーヒーもレギュラーコーヒーですか?」

いいえ、それはドリップコーヒーとかコーヒーとかになります。飲める状態のコーヒーはレギュラーコーヒーではないんですね。

「じゃあ、インスタントコーヒーのお湯に溶かす前の粉だけど、これもレギュラーコーヒー?」

いいえ、インスタントコーヒーは液体を加工して溶かして飲めるようにしている粉になっているので、これもレギュラーコーヒーではないんです。

レギュラーコーヒーは焙煎された豆か、その豆を挽いた粉の状態であること。それ以外はレギュラーコーヒーではありません。ちなみに豆を挽いて粉にしたものをパックにてるのもレギュラーコーヒーですね。粉をパックに詰めただけですから。

「レギュラーコーヒーがあるということはイレギュラーコーヒーもあるの?」

ないです(笑)。レギュラーコーヒーと対になる言葉はイレギュラーコーヒーでは無く、実はインスタントコーヒーなんですね。インスタントコーヒーが普及しはじめたタイミングで「ちゃんと焙煎した豆を粉にして淹れてる普通のコーヒーだよ!」っていう意味でレギュラーコーヒーという言葉が出来たとされています。

インスタントコーヒー無くしてレギュラーコーヒーという言葉はなかったんですね。ちなみにレギュラーコーヒーは日本語英語で、海外では”ローストコーヒービーンズ”って言われてるそうです。こっちの方が名前から予想しやすいですね。

レギュラーコーヒーの意味が分かって頂ければ、お店でパッケージを見る際に「インスタントじゃ無いよ」という意味を分かった上で読んでいただければと思います。